結婚は2人だけの問題ではありません。
婚約指輪まで買ってもらって、親へ挨拶しに行ったのに婚約破棄されるのには、よっぽどの理由があります。
今回は彼氏に振られた理由と復縁をおすすめしないわけをお伝えします。
この3つのどれかに当てはまる！結婚指輪購入後に破談になった理由
電話占い師時代に「婚約破棄されたけど復縁したい」と相談してきた人たちからヒアリングした結果、
振られた理由は以下のいずれかに当てはまることがわかりました。
（レアケースですが、元カノが妊娠した・未練があったも婚約破棄の理由としてありますが今回は割愛します。）
- 親の反対で婚約破棄
- 同棲を通じてわかった価値観のずれ
- マリッジブルーになった
詳しく解説します。
①親（特に彼の母親）の反対で婚約破棄
結婚後は義実家と関わる機会も増えます。簡単に縁は切れません。彼の親が高齢になれば、同居する可能性も…。
家族と自分の好きな人が衝突してしまうのは、しんどいことなのです。
顔合わせをした時、お互いに印象が良くなかった、
もしくは後から親（特に母親）に「あの人と結婚して本当に大丈夫なの？」と心配されたことがきっかけで、
婚約破棄を選択する人も少なくありません。
彼女よりも親の方が付き合いが長く、信頼関係を築いてますから。
両親も子供には幸せになってほしいと願うものです。
一部毒親などの例外はありますが、そんな人に大切な彼女を紹介することはないと思います。
※毒親（どくおや）とは：子供の幸せを嫉妬したり、ぶっ壊したり、洗脳したりする害悪な存在。
なので彼があなたとお付き合いする時には目をつぶっていた、
もしくはどうせすぐ別れるだろうと思っていたのが結婚することを知って、不安になったのだと思います。
2021年10月1日～10月15日に株式会社ネクストレベルが、親に反対された相手と結婚した男女185名にアンケート調査した結果、親が結婚を反対した理由はこのようになっています。
相手との結婚を親が反対した理由
＜親に結婚を反対された3つの理由＞
- 相手の収入が十分でない
- 態度や性格が気に入らない
- 相手の職業が気に入らない
また185名中155人（84.3%）は母親に結婚を反対されています。
そして、これらのいずれかに女性側が当てはまっていました。
彼の親から結婚を心配される要素
- 家事ができない、掃除ができないなど家事スキルがなさすぎる
- 定職に就いていない(アルバイトなど)
- 貯金が全くない、ギャンブルなどで借金があることを知った
- あなたの親と関わりたくないと思った
- 過去にあなたが浮気していたことが発覚した
- 興信所を通じてナイトワークをしていたことがわかった など
彼の親（特に母親）から反対されているのを押し切ってゴールインしても、衝突が増え、正直幸せになれません。
どうしても彼と復縁して結婚したいのなら、彼の親の不安を取り除いてあげることが大切です。どのくらい時間がかかるかはわかりません。しかし「彼しかいない」と考えているのなら、彼の親が納得できる材料を持って話し合うことをおすすめします。
②同棲を通じてわかった価値観のズレ
「恋は盲目」というように付き合ってる時は、何でもかわいく思えるものです。
恋は盲目：恋に落ちてしまうと、人は夢中になり理性や常識を失ってしまうこと
同棲生活を通じて価値観が違う部分が見えたとしても「別の人間だからしょうがない」と彼は納得していたのでしょう。
しかし「結婚すればこの先死ぬまでずっと一緒」と冷静に考えてみて、価値観のズレは危険ということが発覚した感じですね。
価値観のズレとは：金銭感覚の違いや食の好み、生活リズムなど様々なことを指します。
まったく同じ生活をしている人間はいないため、多少ズレがあるのは仕方ありません。
しかし、特に金銭感覚のズレは結婚後の生活に支障が出ます。
そのため苦渋の決断ですが、彼は婚約破棄を選択したのだと言えます。
正直、婚約指輪をもらう前や親との顔合わせ前に発覚して欲しかったですが、
不幸せな結婚生活を送るのを回避できたので、お互いに良かったと思います。
価値観のズレは意識すれば直すことも可能です。
まずは、自分のどこがズレているか理解することから始めましょう。
価値観の違いは主に6パターンあります。
①金銭感覚・借金持ち
②異性の友人との付き合い方
③恋人との連絡頻度、愛情表現
④仕事に対する考え方
⑤親や店員との接し方
⑥食事の好き嫌い、食べ方
詳しく知りたい方はこちら＞＞「価値観が合わないから冷めた」と彼に振られた場合、復縁できる可能性は？
③彼がマリッジブルーになった
マリッジブルーとは：結婚を控えた人が間近に迫った結婚生活に突然不安や憂鬱を覚える、精神的な症状の総称
結婚は、離婚を選択しなければ死ぬまで一緒に過ごします。
- 自分のお給料でしっかり彼女を支えきれるか
- 将来子供ができた時に困らないか
- 親と同居するか
など、人生設計が不安になってお別れを切り出すパターンもあります。
相手の不安を取り除けば復縁できるチャンスはあるので、あまり心配しなくても大丈夫です。
ただ、その心配ごとを取り除くためには時間がかかることを知っておきましょう。
もし婚約破棄になった理由がわかれば魅力的な女性へとステップアップできるよう、冷却期間を設けましょう！
【コラム】婚約破棄後の指輪はどうする？法的には婚約指輪を返さなくても大丈夫
相手都合で婚約破棄された場合、正直返さなくても問題ありません。だって心に深いダメージをくらいましたからね。
引用：
「結納の授与者が自らの有責事由によって婚姻不成立の事態を招来したり、あるいは正当な事由もないのに婚約を破棄した場合には、信義則上、授与者はその返還を求め得ないと介すべきである。（大阪地裁 昭和43年1月29日判決）」そして、婚約指輪の授受も結納と同様の性質を持つことから、男性の浮気やDVなど、婚約破棄の原因を専ら男性側が作った場合には婚約指輪を返却する必要はないのです。
結納金も同じで「縁を切るんだったらそれくらい渡せや」というのが私の本音です。
ただ、この辺りは人によってそれぞれです。
「婚約指輪を返して」と彼に言われたら返した方が、トラブルを回避できるでしょう。
相手都合で別れるのに、指輪を返せと言われたらその時点で頭がヤバいと判明しますし。
結婚前に地雷を回避できて良かったねと言えます。一度結婚したら、離婚するのは大変ですから…。
「婚約指輪は好きにしていい」と言われたら売っても良いですし、
しばらく恋愛する気がないなら男避けとしてつけておいても問題ありません。
まとめ：【おすすめしない】婚約破棄からの復縁はハードルが高い！
婚約破棄から復縁できたケースは少なからずあります。しかし正直、婚約破棄後の復縁はおすすめしません。
親との顔合わせも済んであとは結婚式の準備だけ…というところで「やっぱり結婚は辞めます！！」というのは頭がおかしい話です。
あなたとあなたの大切な家族を裏切ったし、そもそも結婚前に不安なことがあれば話し合いで解消できたはずです。
その上で婚約破棄をするのは、仮に復縁が成功しても結婚生活がうまくいくとは思えません。
円満な結婚生活を送るうえで対話が大切になってくるからです。
婚約破棄という重要なことですらあなたと事前に話し合いできないのに、何かトラブルがあった時にうまく対処できるとは思えません。
またお互いの家族に顔を合わせることは、家族仲が良好という証拠です。
婚約破棄された相手と復縁すると知ったら、親だって反対するに決まっています。
大切な子どもをすでに傷つけた相手と結婚しても幸せになれないと思っているからです。
2人とも親と絶縁してもいいと思えるくらい好きなら復縁しても問題ありませんが、あとから後悔するパターンもありえます。
子どもに恵まれても、祝福してくれる相手がいません。
いざ彼が倒れて生活が大変になった時も誰にも頼れません。人生詰んでしまいます。
もしお互いに復縁したいと思うなら、両方の親に納得してもらい、応援してもらえるよう話し合うことが大切です。
なので、まずは焦らず婚約破棄されたという事実を受け止めましょう。
そこから立ち直り、再度彼や彼の両親にアピールするのは大変です。
しかし何もやらないよりやって後悔する方が良いです。
ただ期限を決めて取り組んだ方があなたの時間を無駄にしません。応援しています！
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